うなぎを冷凍保存する際のポイント!美味しく食べる解凍方法も紹介

うなぎを購入したものの、食べ切れずに保存方法に困っている方も多いのではないでしょうか。余ったうなぎを保管したい方は、冷凍保存がおすすめです。
今回は「うなぎの冷凍保存方法」や「美味しく食べられる解凍方法」を解説します。冷凍で美味しさをギュッと閉じ込めた絶品うなぎ商品も紹介していますので、ぜひご覧ください。

著者紹介
日本最大のうなぎの産地である鹿児島県から高品質なうなぎをお届けする「さとうの鰻」です。活きの良い鰻のみを厳選して美味しく焼き上げ、全国に発送しております。
今回は、うなぎを冷凍保存する際のポイントを解説しています。また、美味しく食べる回答方法もたくさん紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
うなぎは冷凍保存すると味が落ちる?

うなぎを冷凍保存すると味が落ちてしまうのではないかと不安に感じている方も少なくありません。確かに保存すると鮮度が落ちてしまうイメージが強いですが、手順さえきちんと踏めば美味しさをそのまま冷凍できます。
また、冷蔵保存よりも賞味期限が長くなるので、長く保管したい方は冷凍保存も検討しましょう。お取り寄せグルメの場合、ほとんどのうなぎは冷凍で配送されますので、すぐに食べる予定がない方でも購入いただけます。
うなぎを冷凍保存するメリット

うなぎは基本的に日持ちが短い食べ物なので、冷凍保存をすることで長く保存できるのがメリットです。劣化を防ぎながら保存ができるので、美味しさをそのままに自宅で保管したい方にも冷凍保存が向いています。
解凍方法を知っておけば、いつでも食べたい時に冷凍保存したうなぎを自分のタイミングで食べられるのもメリットです。保存方法に悩んでいる方は、ぜひ冷凍保存を検討しましょう。
常温と冷蔵のうなぎの保存期間うなぎの賞味期限の目安は以下です。
保存方法 |
賞味期限 |
常温 |
非推奨 |
冷蔵保存 |
1~3日 |
食べ残したうなぎを常温のまま保管している方もいますが、品質が変化してしまう可能性があるのでおすすめはできません。余ったうなぎは常温で放置せず、冷蔵または冷凍にて保存しましょう。基本的には、うなぎはすぐに食べ切るものとして覚えておいてください。
余ったうなぎをすぐに食べるのであれば冷蔵保存、日にちを空けて堪能したい方は冷凍保存をしましょう。
冷凍したうなぎは1ヶ月以内に食べよう
うなぎの冷凍保存の賞味期限は1ヶ月程度で、賞味期限はあくまでも目安です。また、通販の場合は通販サイトに記載されている期限を守りましょう。ただし、冷凍保存している場合でもなるべく早めに食すことをおすすめします。
ただし、むやみやたらに解凍してしまうとうなぎの味が落ちてしまう場合があるので注意が必要です。解凍方法もしっかりと抑え、うなぎ本来の味をそのままに保存できるように工夫をしてください。
うなぎを冷凍保存する際に抑えておきたいポイント
うなぎの味を落とさずに冷凍保存するには、いくつか抑えておきたいポイントがあります。冷凍保存を検討している方は、以下の手順を参考にしましょう。
蒲焼のタレを洗い流す
うなぎを冷凍保存する際は、蒲焼のタレを水で洗い流します。少し勇気の要る工程ですが、うなぎを解凍する際にタレの焦げ付きによる品質の低下を防ぐ効果に期待ができます。
水でタレを洗い流す際は、やさしく擦るように作業するのがポイントです。力を入れすぎると身が崩れてしまうので注意してください。
タレを水で洗い流した後は、キッチンペーパーを使い水気をしっかり拭き取ります。水分を搾り取るのではなく、表面に付着している水分を拭き取るイメージで作業を行ってください。
ラップで密閉してから冷凍する
タレを洗い流して水気を取った後は、しっかりとラップで包み込みます。あらかじめ食べやすいサイズにカットしてからラップに包むと、解凍する際に手間が省けるのでおすすめです。
ラップで包む際は、隙間ができないように密着させるイメージで作業を行ってください。空気が入るとうなぎが酸化してしまう可能性があるので気を付けましょう。
空気を抜いてから保存袋に入れる
ラップで包んだうなぎはそのまま冷凍保存せず、保存袋に入れてから冷凍保存をしてください。保存袋の中に空気が入らないように注意しながら保存しましょう。
うなぎの酸化は食感が変わったり、風味が落ちてしまったりする原因となります。少し手間ではありますが、保存袋も用いてうなぎを冷凍保存することをおすすめします。
冷凍したうなぎを解凍する方法
冷凍したうなぎを、美味しく解凍する方法を5パターン紹介します。それぞれのポイントをチェックし、自分に合った解凍方法を見つけてください。
電子レンジでのうなぎ解凍方法
手軽に冷凍うなぎを食べたい方は、電子レンジの調理が向いています。温める前にちょっとした工夫を凝らすことで、うなぎの食感を再現できるのでぜひ試してみましょう。
- うなぎを冷蔵保存に移し、軽く解凍しておきます。
- うなぎを乗せられる程度のお皿を用意し、皮目を下にして準備しましょう。
- うなぎに少量の酒もしくは水をかけます。
- ラップはふわっとするように簡単に被せてください。
- 500Wで1分40秒〜2分ほど温めて完成です。
フライパンを使ったうなぎ解凍方法
フライパンでも簡単にうなぎを調理出来ます。関東風のうなぎが好みの方は蒸し焼きに、関西風のうなぎがお好きな方は両面を香ばしく焼き上げるのがコツです。
【フライパンの関東風うなぎの解凍方法】
- フライパンにうなぎが焦げ付くのを防ぐために、アルミホイルを敷きます。
- 皮目を下にした状態でうなぎをフライパンに乗せましょう。
- 少量の酒もしくは水をうなぎにふりかけます。
- フライパンにフタをし、弱火で蒸し焼きにしてください。
- 最後にタレを入れ、うなぎに味を絡ませるようにして焼きあげたら完成です。
【フライパンの関西風うなぎの解凍方法】
- フライパンに油を適量入れます。
- うなぎの皮目を上にした状態でフライパンに乗せ、じっくり焼きましょう。
- こんがりとした焼き目が付いたら、ひっくり返して同じくゆっくり焼いていきます。
- 最後にうなぎのタレを回し入れ、味を全体に馴染ませたら完成です。
トースターでのうなぎ解凍方法
トースターでも関東風と関西風のうなぎの焼き加減を調節できます。ふんわりとした食感がお好みの方は関東風、パリッとした香ばしさがお好きな方は関西風の調理方法を参考にしてください。
【トースターの関東風うなぎの解凍方法】
- アルミホイルをくしゃくしゃにし、トースターのお皿に敷きます。
- トースターに入る程度の大きさにうなぎをカットしましょう。
- うなぎの皮目を下にし、酒または水を少量ふりかけます。
- アルミホイルで表面にフタをし、じっくりと蒸し焼きをしてください。
- 仕上げに表面を少し炙ると美味しく出来上がります。
【トースターの関東風うなぎの解凍方法】
- くしゃくしゃにしたアルミホイルをトースターのお皿の上に敷きます。
- 食べやすい大きさにカットしたうなぎをアルミホイルの上に皮目を上にして乗せましょう。
- 表面にツヤが出る程度(焼き色が付く程度)まで温めます。
- 同じく裏面もしっかり焼きましょう。
- 最後にタレをかけ、少し温めたら完成です。
グリルを使ったうなぎ解凍方法
グリルは表面をパリッと焼き上げられるので、食感に注力したい方におすすめの解凍方法です。香ばしさが特徴の調理方法なので、関西風のうなぎが好みの方に向いています。
- グリルは予熱しておきます。
- うなぎの皮目を下にしてグリルに乗せましょう。
- 中火~強火で焼き上げます。
(両面焼きではない場合、一度身をひっくり返してください) - うなぎの表面に泡が立ってきたらタレをかけます。
- タレが焦げない程度まで温めたら完成です。
真空パックのうなぎなら湯煎もOK
真空パックのうなぎであれば、湯煎での調理も可能です。温めすぎる心配が少ない調理方法なので、料理が苦手な方でもチャレンジしやすい調理方法ではないでしょうか。以下の手順を参考にうなぎを温めてください。
- 真空パックのうなぎが入る鍋やフライパンにたっぷりとお湯を沸かします。
- お湯が沸騰したら、真空パックのままの状態でうなぎを入れましょう。
温め時間は8分ほどが目安です。 - しっかりとうなぎを温めたら、お皿に移し、タレをかけて完成です。
冷凍でも美味しい!自宅で味わえる本格うなぎ4選
冷凍でも本格的なうなぎを楽しめる、お取り寄せグルメ4商品を紹介します。大きさやうなぎのタイプから自分好みの商品を見つけましょう。気になるうなぎがあれば、ぜひ詳細もチェックしてみてください。
鹿児島産 うなぎの蒲焼【大】 4尾セット
ダイナミックにうなぎを堪能したい方は、うなぎの蒲焼【大】セットがおすすめです。カットされていない大きめサイズなので、見た目に迫力があります。4尾セットになった商品なので、家族で楽しみたい方にも向いているでしょう。
たっぷりとタレが染み込んでいるので、ご飯はもちろん、お酒もよくすすみます。とっておきの日にうなぎを食べたい方は、ぜひダイナミックなうなぎの蒲焼を食卓に並べてください。
鹿児島県産 うなぎ蒲焼 半身【特大サイズ】 6枚セット
ほどよいサイズのうなぎを探している方は、うなぎの蒲焼の半身セットはいかがでしょうか。丼としていただくにも丁度良いサイズですし、大きいサイズのままでは調理が難しいと感じる方にもおすすめです。
しっかりとタレで味付けされているほか、ふんわりとしたうなぎならではの食感を楽しめます。リピーターも多い商品です。
鹿児島産 うなぎ蒲焼 きざみうなぎ 10袋セット
あらかじめ食べやすいサイズにカットされているのが、きざみうなぎです。そのままご飯の上にのせて食べても良いですし、ひつまぶしのように味を変えながら食べても美味しくいただけます。
開きや半身に比べるとやや味が濃い目に感じるので、ご飯のお酒のお供にも向いています。10袋1セットになっているので、うなぎ好きの方はアレンジメニューにも挑戦してみてください。
鹿児島産 うなぎ白焼 【中】2尾セット
うなぎそのものの味をじっくり堪能したい方は、白焼も検討してみてはいかがでしょうか。タレに頼ることなくうなぎ本来の旨味で勝負した商品なので、うなぎ通の方にもよく選ばれています。
塩や柚子胡椒が付属しているので、一口ずつ味変を楽しみながら堪能してはいかがでしょうか。
冷凍保存のうなぎをより美味しく食べられるアレンジレシピ
うなぎはそのまま食べても充分に美味しくいただけますが、アレンジレシピでまた違った旨味を堪能できる可能性があります。
簡単に作れる人気のアレンジレシピを2つ紹介しますので、冷凍したうなぎの調理方法に迷っている方はぜひ試してみてください。
うなぎとおもちの磯辺焼き
お正月に余りがちなおもちを使ったレシピです。満腹感も得られるアレンジレシピなので、小腹が空いたときにぜひ作ってみてください。
【材料】
うなぎ蒲焼半身 1枚
もち 4個
焼きのり 1/2枚
うなぎのタレ 1袋
サラダ油 適量
【作り方】
- うなぎ蒲焼半身と焼きのりを4等分にカットします。
- おもちにうなぎの蒲焼のタレをくぐらせ、うなぎを乗せ、焼きのりで巻きましょう。
- オーブントースターにアルミホイルを敷き、油を塗ってください。
- 1200Wで5分ほど焼いたら完成です。
うなぎポテトコロッケ
きざみうなぎを使ったアレンジレシピです。お子さんでも食べやすい料理なので、ちょっと贅沢なコロッケを簡単に作りたい方は、ぜひチャレンジしてみましょう。
【材料】
きざみうなぎ 1袋
じゃがいも 2個(300g)
塩 少々
こしょう 少々
玉ねぎ 1/4個
サラダ油 大さじ1/2
薄力粉 大さじ2
溶き卵 1個分
パン粉 大さじ6
揚げ油 適量
うなぎのタレ 1袋
ベビーリーフなど 適量
【作り方】
- じゃがいもをしっかり洗い、水気が付いた状態でラップに包み、電子レンジ(600W)で6分ほど加熱します。
- じゃがいもに火が通ったら、温かいうちに皮を剥きましょう。
- じゃがいもをフォークなどでつぶし、塩こしょうで軽く味付けをします。
- 玉ねぎをみじん切りにし、油を入れて熱したフライパンで透明感が出るまで炒めてください。
- きざみうなぎを耐熱容器に入れて電子レンジ(600W)で20秒程加熱し、軽く身をほぐしておきます。
- じゃがいも、玉ねぎ、きざみうなぎを合わせ、4等分にして丸めましょう。
- 丸めたコロッケの種を「薄力粉→卵→パン粉」の順にまぶします。
- 180度に熱した揚げ油で、コロッケがきつね色になるまで揚げたら完成です。
お好みでベビーリーフなどの野菜を添えてください。
冷凍保存も活用しながら美味しいうなぎを食卓に並べよう
うなぎを食べ切れないで残してしまった方は、日持ちがする冷凍保存をしましょう。冷凍する前にタレを洗い流したり、しっかりと密閉して保存したりすれば味が落ちるのを防ぐ効果に期待ができます。
解凍方法や調理方法も工夫をし、自分好みのうなぎを堪能してください。冷凍でも美味しいうなぎを探している方は、今回紹介した4商品をチェックしましょう。