土用の丑の日ってなんだろう?
土用の丑の日の由来
サトウの日記ではうなぎにまつわる色々な情報を皆様にお届けいたします。
初回は鰻の丑の日の由来についてです。
夏になるとなんとなく、「う、う、うなぎ食べたい。。」と夏に体力をつけるぞとなった時にうなぎを連想される方も多いと思います。
そのイベントの一つとして土用の丑の日があります。
この土用の丑の日はどこからやってきてどのように皆さんに広まったのかを解説いたします。
平賀源内が立役者?土用の丑の日ができるまで
日本の昔からの風習で、夏の暑い季節は夏バテしやすいこともあり、「丑の日」に身体に良い「う」のつく食べ物(梅干し・うり・うどんなど)を食べる「食い養生」の風習からきていると言われています。
これにうなぎが加わった由来には、諸説ありますが、その一つが蘭学者の平賀源内の宣伝文句由来説です。
江戸時代、旬の時期から外れ、味がこってりしていたうなぎの蒲焼きは、夏にはあまり売れない商品だったようです。
そこで、平賀源内は夏にもうなぎの売上が上がるようにしたいということで、うなぎ屋から相談をもらった彼は「本日 土用丑の日」という看板を出すことを提案したところ、見慣れない言葉に足を止めたお客さんに、店の主人が源内直伝の宣伝文句を並べ、店に引き込みをしました。
その甲斐あって、お店は大繁盛したそうです。
その後、他のうなぎ屋もその評判を聞きつけ、真似するようになったことで、「土用丑の日」にうなぎを食べる習慣が定着したということです。
土用の丑の日とは?
1. 土用の意味
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬より前の約18日間
2. 丑の日の意味
十二支の干支の中の「丑(うし)」のことです。干支は方角や日にちを数えることにも使われており、12日周期で「丑の日」がやってきます。
「土用の丑の日」は「土用」の期間かつ「丑の日」となりますので、時期ごとに、年によっては2回ある場合があります。
2023年の丑の日はいつ?
2023年の土用の丑の日は1月19日、1月31日、4月25日、7月30日、10月22日、11月3日となっています。
次回の7月30日の土用の丑の日にはサトウのうなぎで元気になって夏バテ予防をして楽しい夏のお休みを過ごされてください。