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2025/03/14

うなぎが一番美味しい時期はいつ?天然うなぎと養殖うなぎの旬を知ろう

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うなぎは、日本の食文化に欠かせない食材のひとつです。特に「土用の丑の日」に食べる習慣が広く知られていますが、実は天然うなぎと養殖うなぎでは、最も美味しく食べられる時期が異なります。

この記事では、天然うなぎと養殖うなぎの特徴や旬の違いについて詳しく解説するとともに、通販で手軽に楽しめるおすすめのうなぎ商品をご紹介します。 

天然うなぎが一番美味しい旬の時期

天然うなぎは、秋から初冬(10月~12月頃)が一番美味しい旬の時期とされています。水温が下がり始める10月頃から冬眠に備えて栄養を蓄えるため、この時期の天然うなぎは脂が乗り、味わいが深くなります。

特に冬直前の「秋うなぎ」や、初冬に産卵のため下流へ下る「下りうなぎ」は、体にたっぷりと脂肪を蓄えており、年間で最も濃厚な旨味が楽しめます。5月頃から漁が始まり、12月に禁漁となるため、晩秋から初冬にかけての天然うなぎが最も美味で、まさに旬といえます。

天然うなぎの特徴

ニホンウナギの場合、天然物は体長50~60cm前後が一般的ですが、環境や年齢によって大小さまざまで、1mを超える個体もまれに存在します。

天然うなぎは、背中側が緑がかった黒色や灰褐色を帯び、腹側は黄色っぽい色合いになることが多いとされています。ただし、環境によって色や模様、体型には大きな個体差があるため、見た目だけで天然か養殖かを判別するのは容易ではありません。

天然うなぎの味わい

天然うなぎは余分な脂肪分が少なく、淡白であっさりとした上品な味わいが特徴です。川魚特有の爽やかな香りがあり、身は引き締まって弾力が強く、噛むとしっかりとした歯ごたえがあります。

一方で、自然の中で育つため、水質や餌によって風味や脂の乗り具合が大きく異なり、個体ごとに味わいに違いが見られます。

養殖うなぎが一番美味しい旬の時期

養殖うなぎには明確な「旬」はありません。一般的には夏場(6~8月頃)が美味しい時期とされ、土用の丑の日(7月下旬など)に需要のピークが来るのに合わせて出荷量が増えるため、一種の旬と捉えられることがあります。

しかし、現在の養殖うなぎはビニールハウスや屋内施設で水温や餌を徹底管理して通年飼育されているため、季節による味の変動はほとんどありません。そのため、養殖うなぎは一年中ほぼ同じ品質で美味しく食べることができ、特定の旬の時期は存在しません。

強いて言えば、夏場にスタミナ食として好まれることから「夏が旬」と言われることもありますが、養殖うなぎは年間を通じて安定した美味しさを楽しめます。

養殖うなぎの特徴

養殖うなぎは出荷する規格が揃っており、一般には1尾あたり100~200g前後(長焼きの蒲焼き用で約10kgあたり50~100尾程度)が主流です。

養殖場ではうなぎの成長を管理し、適切なサイズで収穫するため、大きさは比較的一定しており、小さめのものが多くなります。そのため、天然物のような巨大な個体はほとんど見られません。

また、養殖うなぎは人工的な池や水槽で育てられるため、水質や飼料管理の影響で体色が均一になりやすい傾向があります。背中の色は環境によりますが、養殖うなぎはやや青緑がかった赤色であることが多いとされ、色の違いによって天然物と識別できる場合もあります。

養殖うなぎの味わい

養殖うなぎは脂の乗りがよく、柔らかくでまろやかな食感と、クセの少ない味わいが特徴です。稚魚(シラスウナギ)の段階から管理された環境で良質なエサを与えて育つため、天然物よりも脂肪がたっぷりと付き、コクのある風味になります。

また、泥臭さや川魚特有の匂いがほとんどないため、誰でも食べやすく、調理後の味にもばらつきが少なく安定した美味しさがあります。養殖場ごとに餌や飼育方法の違いはありますが、天然物ほどの個体差はなく、品質が一定に保たれています。

土用の丑の日にうなぎを食べるのってなんで?

うなぎと言えば「土用の丑の日」なので、うなぎの旬は夏だと思う方も多いのではないでしょうか。土用の丑の日は、夏の暑い時期である7月下旬から8月上旬に設定されており、この日にうなぎを食べる習慣があります。

この習慣は、江戸時代の学者・平賀源内が、夏場に売上が落ちるうなぎ屋のために「本日、土用丑の日」と宣伝したことが始まりとされています。その結果、夏にうなぎを食べる風習が広まったとされています。

土用の丑の日っていつ?

土用の丑の日の「土用」は、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことを言い、季節の変わり目を意味する言葉です。「丑の日」は、十二支の中の丑のことで、十二支があるように、1年の中でも12日間周期で割り当てられています。

土用の丑の日が定着しているのは"夏の丑の日"ですが、1年のうちにそれぞれの季節にあります。2025年であれば、1月20日、2月1日、4月26日、7月19日、7月31日、10月23日、11月4日になります。

うなぎの消費量と旬の関係

1世帯当たりのうなぎの蒲焼の消費量は7月が最も多く、これは夏の「土用の丑の日」による需要の影響が大きいと考えられます。総務省が公表している家計調査では2022年7月のうなぎの蒲焼に対する1世帯あたりの支出金額は「 989円」となっています。これに対して他の月の平均(1月から12月のうち、7月は除く)の145絵にょり6倍以上もの高い支出金額になっています。(1)

つまり、うなぎの消費は「習慣」によって左右されていることが読み取れます。天然うなぎが最も美味しくなる秋から冬にかけては、夏ほどの消費が見られず、夏の土用の丑の日に向けて養殖うなぎが市場に多く出回ることで消費が増加しているのが特徴です。

うなぎの取引量が最も増える時期

最新の東京税関の報告によると、うなぎの取引量が最も増える時期も7月です。2021年から2023年のデータによると、7月の「生きたうなぎ」の輸入量は、他の月平均の約2倍となっており、土用の丑の日に向けた需要の高まりが原因とされています。(2)

また、「うなぎ調製品」(蒲焼などの加工済みうなぎ)は4月頃から輸入量が増加し、春から夏にかけての準備期間に多くの取引が行われています。うなぎの取引量の増加は、土用の丑の日の消費動向と連動しており、この時期に向けた輸入と販売が活発に行われています。

年間を通して美味しく食べられる通販うなぎをご紹介!

うなぎは旬の時期に食べるのが一番美味しいですが、近年では養殖技術の向上により、季節を問わず美味しいうなぎを楽しめるようになりました。特に通販では、産地直送の新鮮なうなぎや、ふっくらとした蒲焼き・白焼きなど、さまざまな種類の商品が揃っています。

ここでは、年間を通して自宅で手軽に楽しめるおすすめのうなぎ商品をご紹介します。特大サイズの蒲焼きや、簡単に調理できるきざみうなぎなど、用途に応じて選べるラインナップをご用意しました。贈答品としても喜ばれる絶品うなぎを、ぜひチェックしてみてください。

鹿児島県産 うなぎ蒲焼 半身【特大サイズ】 6枚セット

半身サイズにカットされたうなぎ蒲焼は、手軽に食卓に並べられるのが魅力です。特大サイズの6枚セットなので、ボリュームたっぷりのうな重を楽しみたい方は、2枚重ねで贅沢に味わうのもおすすめです。

ふっくらとした身は厚みがあり、1枚でも十分な満足感を得られます。ふわっと柔らかな食感のうなぎを堪能したい方にぴったりの一品です。

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鹿児島産 うなぎの蒲焼【大】 4尾セット

ボリュームたっぷりの大きなうなぎ蒲焼が4尾セットになった贅沢な商品です。1尾約156gの大きさで、ご飯と合わせるだけでなく、お酒のお供にもぴったりの一品です。

丸ごと一尾をそのまま食卓に並べれば、特別感のある食事を演出できます。大切な人との会食や記念日のお祝い料理にも最適で、見た目にも豪華なうなぎを楽しめます。

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鹿児島産 うなぎ白焼 【中】2尾セット

うなぎ本来の味わいを存分に楽しみたい方には、白焼きがおすすめです。タレをつけずに焼き上げることで、素材の旨みや風味が引き立ちます。

シンプルに塩や柚子塩をつけて食べることで、一口ごとに異なる味わいを楽しめます。表面の香ばしさと、噛むほどに広がるうなぎの旨みを堪能できる、通好みの一品です。

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鹿児島産 うなぎ蒲焼 きざみうなぎ 10袋セット

手軽にアレンジを楽しみたい方には、細かく刻まれたうなぎ蒲焼がおすすめです。すでに食べやすいサイズにカットされているため、包丁を使う手間がなく、そのまま調理できるのが嬉しいポイントです。

味がしっかり染み込んでいるので、そのまま食べても美味しく、丼ぶりやひつまぶしにアレンジすれば、さまざまな食べ方を楽しめます。10袋セットで必要な分だけ解凍できるので、食べたいときに手軽にうなぎを味わえます。

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うなぎの美味しい旬を知って、もっと楽しもう!

うなぎは、天然ものと養殖ものによって旬の時期が異なり、それぞれに魅力があります。天然うなぎは秋から冬(10月〜12月頃)が最も美味しく、冬眠に備えて脂を蓄えるため、濃厚な旨味を楽しめます。

一方、養殖うなぎは通年で安定した品質を保ち、特に夏場の「土用の丑の日」に向けて多く出荷されます。近年では、通販を活用することで、一年を通じて美味しいうなぎを手軽に味わうことが可能です。

用途に合わせて蒲焼きや白焼き、きざみうなぎなどを選び、自宅で本格的なうなぎ料理を楽しみましょう!


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